1日チャリ旅!各鉄道会社の「大和川橋梁」を巡る!!(その1)
どうも。Twitterにて、怠惰な生活を打破するために何をすればいいか募ったところ
「鉄道橋を見てみないか」
とそそのかされたプリズムです。
近場で橋がたくさん見られる場所はないか..ということで、私の家から一番近い(と言ってもそれなりに距離はありますが...)一級河川である
を自転車ひとつで巡ってまいりました。
・大和川とは?
(Googleマップより抜粋、大和川の流路外形を青色で示す)
大阪府内を流れる現大和川のうち、大部分は江戸時代(1700年代初頭)に治水事業により付け替えられたもの。
このとき、水害が起こらぬよう大阪平野を一直線に貫くように川が敷かれました。
(かつての大和川は、上の画像の「柏原市」の文字のあたりから北へ向きを変えるルートをとっていたようで、この大きな蛇行の影響で水害が非常に多かったようです。)
それから時が経つこと200年。大阪府にも鉄道が芽生えます。
地図を見てもわかる通り、大和川は大阪を南北に隔てる大きな河川であり、ゆえにここを乗り越えようとする鉄道会社も数多く存在しました。
現存最古の純民間資本由来の私鉄である南海電鉄が、そのもととなる「阪堺鉄道」を開業させ、大和川に橋梁を架橋して以降、現関西本線、現南海高野線、現近鉄道明寺線、現阪堺電鉄阪堺線、現近鉄大阪線...と鉄道橋の架橋が続いていきます。
前提知識おわり。
今回の旅は、この「大和川」の下流側から遡り、それぞれの会社の
「大和川橋梁」
をひとつずつ見ていこうという企画です。
(後述の通り鉄道以外にもいろいろな出会いがあり、サイクリングという意味合いでも十分楽しめたのですが。)
ということで、まずは今回の旅の概要です。
・百舌鳥にある堺観光案内所のレンタサイクル(電動でない)を用いること。
・ゆえに、貸出期限の16:30までに同所に帰還すること。
・橋梁では「全体像」「銘板」「橋を渡る列車」「自転車との2ショット」の四枚の写真を収めること
・目標は関西本線の第四大和川橋梁(特殊な構造で有名な橋です)
・使用するレンズは
1.SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II
2.MINOLTA AF 85mm f1.4 G
の二本のみとする。
このルールに則り橋梁を巡っていきます。
この中で最もネックとなるのがレンタサイクルの返却時間。
往復距離は50kmを超える中、取材を交えつつ16:30までに帰還するのは容易ではありません。
そのため、観光案内所からの出発はできるだけ早い方がいいなという結論に至り...
結局出発は観光案内所が開いてから30分後の9:30となりました。((9時から行けよ
と、いうことで今日一日お世話になるレンタルチャリとご対面。
...
圧 倒 的 マ マ チ ャ リ
レンタル料金もたかだか300円。軽くて漕ぎやすいスポーティな自転車が欲しかった~!!なんてことはさすがに言いませんけど...
前かごに覆いかぶさる灰色カバー、でかでかと鎮座する「堺」の文字。
なんというか色々な意味で大阪らしい風貌。
これ使って奈良県に突撃しようとするバカが私以外にいるのでしょうか...(反語)
案内所のおじいちゃんに見送られながら、ママチャリで行く大和川橋梁巡りはスタートしたのでした...
キリが良いのでいったん区切ります。次回記事をお楽しみに。
(特別待ってる人はいないと思うけど)
(追記:2019/03/04) 次回記事が完成しました。
まだ本題には入っていないのでその2ではなくその1.5としています。
はやく大和川橋梁を見せろと言う方はもう少しお待ちください...